ちょびっと痛い卵管造影検査
3ヶ月前の記憶なんだけど...
ざっくりいうと
● 選択の余地なく油性造影剤
● 診察代 4,000 円くらい
● 想像よりも痛くなかった
痛いと噂の卵管造影検査
不妊治療の入り口というか、通過門というか、他の方のブログで経験談におおよそ書いてある「卵管造影検査」。このブログを読んでいるかたはだいたいどんなもんかご存知だと思います。
もちろん私も経験しました。痛いのは怖い、しかし避けては通れない検査。
人によって痛みの感じ方や卵管の癒着程度が違う(癒着がひどいと失神するほど痛かった~みたいな生地が余計頭に残る)と言われている分、検査名を検索しては「もし癒着がひどくて、検査が痛かったらどうしよう」と脳内恐怖雪だるまを作っていました。
この検査は検査でもあり治療でもあるらしく、造影剤を通すことで卵管が拡がり妊娠しやすくなる傾向があるそうです。ご褒美付きの検査なら多少痛くても受けたいと思える...かな。
私の場合は油性造影剤
予約もとってしまったし、怖がってもしかたないという気持ちで病院へ。
他の病院では造影剤の種類(水溶性 or 油性)を選べるようですが、私の通院先では有無を言わさず油性造影剤でした。
油性造影剤のほうが濃く写ってわかりやすいぶん、ちょっと痛いらしい。まあね、「わかる」ために検査するんだし、痛くても白黒はっきりつけたほうがいいよね、と自分に言い聞かせていました。
モニターを見ながら造影剤を注入
エコーを見るように、卵管造影でもモニターで造影剤が入っていく様子をみせてくれました。
この利点はもちろん「患者が自身の状態をリアルタイムで確認できること」ですが、それと同時に「注入の圧と痛みをなんとなく体感できること」も少しでも恐怖が和らいでよかったなと感じました。
なんとなくツツーっとはいってるな、お、お、つめたい(気がする)...なんて考えながら見ていました。
右側全然通らない
モニターで随時注入されていく様子がわかるんですが、途中で右側の卵管の造影剤が進まないんです。閉塞してるから。でもね、この検査って治療も兼任してるっていうくらいです。先生さらに注入してこじあけようとしています。
「いた.........」てうめき声をだしたら「そう?」と言いつつ、先生は変わらずゆっくり、だけどしっかり圧かけられました。
先生「うーん、ちょっと厳しいなあ、はい、終わりですよ。」
私「(怖かった....終わった...よかった...でも詰まってる...ほんとはもっと我慢してたら通ったのかな(いろんな思考がグルグルグルグル)))」
でもね、今になって思えば、痛みはね、そんなになかったです。怖くて痛く感じた気がする。強いて言えば生理痛かな。1日目の午前中みたいな。
診察室に戻って先生のお話!
先生「やっぱり片方詰まってるね。でも逆に片方がスムーズに通っているので、自然妊娠は可能です。スコップさんの場合、右が詰まっているので右側の排卵時はすこし可能性が低くなるかもしれない。だけど可能性がゼロじゃないんだ。左側の卵管の先っぽで卵をキャッチすることがあるからね。」
とのこと。私のからだとしては自然妊娠は可能ということらしい。
先生「では明日また造影剤が流れたかどうかの状況を確認するので、明日も病院にいらしてください」
(油性造影剤は体内に残ってるとまずいのか、翌日もX線確認するそうです)
そして翌日病院にいくわけですが、書いてて疲れたのでまた別の機会に...